老眼(老視)の原因
水晶体の弾力性が年齢とともに低下していって、毛様体筋がせっかく水晶体を膨らませようと作用しても、必要に応じただけ水晶体が膨らんでくれないのがその原因です。 ひと口でいえば、一種の老化現象です。
それでは、なぜ、年をとると水晶体の弾力が減ってくるのでしょうか?これは大変難しい問題ですが、ここにひとつの説がありますので参考にして下さい。
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水晶体が、中心部の核という部分と、周辺部の皮質という部分との、大きく分けて二つの部分からできています。このうち、皮質の部分に、大きな原因がありそうです。
水晶体の核は生涯その組織は変わらないといわれています。ところが、皮質は、年々新しい組織ができて、次第にその密度が高まってきます。
これぱちょうど、電車がだんだん混んでくるのに、乗ってくる客ばかりで、降りる客がいないのに良く似ています。これでは,やがて身動きもできないような超満員になってしまうのは明きらかです。
普通、身体の他の組織では、新陳代謝が活発に行なわれ、古い組織はどんどん新しい組織と入れ替わるのですが、水晶体皮質においては、新しい組織が誕生しても、古い組織はそのまま残ってしまうというのです。
水晶体皮質の密度が高まり、それに伴なって弾力性が失なわれてくるのは、このような理由からだと考えられており、年齢とともに水晶体が硬化してくるのも仕方がないこ現象のようです。

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